
ハリウッド映画『プラダを着た悪魔2』が中国人キャラクターの設定を巡り人種差別論争に巻き込まれた。
映画で中国系俳優のシェン・ユーティエンが演じたキャラクター「チンチョウ」の名前と描写方法が問題視された。中国のネットユーザーはこのキャラクターの名前が西洋圏で中国人を侮辱する際に使われてきた表現「チンチョン(Ching Chong)」に似ていると主張した。香港の東方日報は「チンチョンは19世紀の西洋社会で中国人労働者を嘲笑する過程で形成された代表的な侮辱表現」と説明した。
また、「チンチョウ」が眼鏡とチェック柄のシャツ姿で登場し、ファッションセンスに欠ける人物として描かれた点も論争となった。一部のネットユーザーは「ファッション雑誌社に勤めるアシスタントがあんな服装をする設定自体がおかしい」と批判した。中国のオンラインコミュニティやSNSを中心に映画上映に反対する声が広がった。
これに関連してあるネットユーザーは「数多くの中国名の中でなぜわざわざ論争を招く名前を選んだのか」と指摘した。また、映画の中で「チンチョウ」が上司を公然と批判したり自分を誇示する場面が西洋社会の固定観念を再現しているという意見も出た。
『プラダを着た悪魔2』は伝説的なファッション雑誌『Runway』の編集長ミランダと20年ぶりに企画エディターとして戻ってきたアンディ、そしてラグジュアリーブランドの幹部となったエミリーの再会を描いた作品である。映画は29日に全世界で初公開を控えており、国内では予約率1位となった。北米公開初週に最大9500万ドルの興行収入が見込まれていると伝えられている。



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