
ルーシー(LUCY)が強烈な音楽としっかりとしたストーリーテリングで注目を集めている。ルーシーは9月28日、公式YouTubeチャンネルを通じてミニ7集『線』のダブルタイトル曲の一つである『愛はどうして』のミュージックビデオティーザーを公開した。公開されたティーザーは燃え上がる楽器と壊れるグランドピアノが交差し、強烈な緊張感を生み出している。続いてアジトの中で三人が一緒に笑い、和む穏やかな瞬間が展開されるが、最後のシーンで野球バットを持った人物によって微妙な亀裂が生じる。約30秒ほどの短い映像の中で緊張と平穏が絡み合う場面が、まもなく公開されるミュージックビデオ本編への興味をさらに高めている。
今回のミュージックビデオはBLACKPINK、TWICE、IUなど世界的なK-POPアーティストとコラボレーションしてきた815 VIDEOが演出を担当し、完成度を高めた。815 VIDEOの繊細な映像美と感情演出が『愛はどうして』の叙情的なバンドサウンドを感覚的なストーリーテリングで表現し、それによってルーシー特有の感性的な世界観が一層深く立体的に完成された。
『愛はどうして』は感性的なバンドサウンドと叙情的な和声の上にボーカルのチェ・サンヨプの清涼な音色が調和し、高い没入感をもたらす曲だ。後半に向かうにつれて高まる演奏が、愛を悟る語り手の胸の高鳴る感情を最大化する。メンバーのチョ・ウォンサンが作詞、作曲、編曲に参加し、異なる視点の中でも続く愛の感情をルーシーならではの温かい音楽色で表現した。
ルーシーのミニ7集『線』は定義できない愛の多様な姿をルーシー独自の感覚で捉えたアルバムだ。ダブルタイトル曲『切羽詰まる (Feat. ワンシュタイン)』と『愛はどうして』を含め、『EIO』『愛した永遠』など計4曲が収録されている。メンバーのチョ・ウォンサンとシン・イェチャンが曲のクレジットに名を連ね、音楽的な力量を発揮している。
ルーシーは今回の新曲を通じて愛の両面を感覚的な音楽と映像で表現し、拡張された音楽スペクトラムの中でさらに深まった物語を披露する。ルーシーは今回のカムバックに先立ち、『2025 グランドミントフェスティバル』や『2025 オックスファムスーパライブ』など多様なステージに出演し、活発な活動を続けている。特に、9月26日に放送されたMBC『大学歌謡祭-青春を灯す』特別ステージでは故シン・ヘチョルの子どもと共に『君へ』を歌い、深い感動を与えた。このステージは公開からわずか1日で再生回数約200万ビューを突破し、音楽ファンから熱い反響を得た。
ルーシーは今回のカムバックを通じて音楽的な力量をさらに拡大し、ファンとのコミュニケーションを強化する多様な活動を続けていく予定だ。ルーシーの音楽は感性的で叙情的な要素を基盤に、多くの人々に深い印象を残している。



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