
Netflixのアニメ映画『K-POPデーモンハンターズ』のOSTがアメリカのビルボードチャートで二つの主要な記録を達成した。このOSTはビルボードのメインシングルチャートである「Hot 100」とアルバムチャートの「Billboard 200」の両方で1位を獲得した。これはBTSが『BE』と『Life Goes On』で二つのチャートを同時に制覇してから約5年ぶりの成果である。
14日(現地時間)に発表されたビルボードチャートによると、『ケイデハン』OSTは「Billboard 200」で1位を記録した。このアルバムは8位でチャートに入り、12週目に頂点に立った。過去6週間は2位にとどまっていたが、最終的に1位となりK-POPの地位を改めて証明した。
『ケイデハン』OSTはBTS以降、K-POPが「Billboard 200」と「Hot 100」を同時に制覇した初の事例として記録された。このアルバムは先週まで『Golden』で4週連続「Hot 100」1位を維持している。K-POPの全盛期が再び訪れている状況である。
『ケイデハン』OSTは1956年3月に「Billboard 200」チャートが定期的に発表されて以来、1位を獲得した7番目のアニメーションOSTとして記録される。以前に1位を記録したアニメーションOSTには『ライオン・キング』(1994年)、『ポカホンタス』(1995年)、『おさるのジョージ』(2006年)、『アナと雪の女王1』(2014年)、『アナと雪の女王2』(2019年)がある。最新の記録は2022年公開の『エンカント:魔法の世界』OSTである。
『K-POPデーモンハンターズ』は6月20日に公開されて以来、数々の記録を打ち立てている。この作品は今月初めに『イカゲーム1』を抜いてNetflix映画とショー部門の統合で最も視聴されたコンテンツ1位となった。
これらの成果を記念して、17日に開幕する第30回釜山国際映画祭では『ケイデハン』のシンガロング特別上映会が開催される。このイベントには監督のマギー・カン監督が出席する予定である。K-POPと韓国伝統文化を題材にしたこのアニメーションは国内外で大きな人気を博しており、今後の動向が注目されている。