カン・ダニエル、ニュージャージーコンサートの安全問題でファンの前で謝罪


歌手カン・ダニエルがアメリカツアー中、ニュージャージーで予定されていたコンサートをキャンセルした。8日、カン・ダニエルのコンサート『ACT : NEW EPISODE』はジャージーシティで開催される予定だったが、公演開始2時間前に突然キャンセルされた。今回の公演は全席完売を記録し、カン・ダニエルはステージのために徹底的に準備していたと伝えられている。

キャンセルの理由は当日のリハーサル過程で発見されたシステム的な問題によるものと伝えられた。カン・ダニエルはファンに謝罪するためにステージに上がり、帽子をかぶりシャツ姿で登場した。彼はファンに「何と言えばいいかわからない。僕も悔しいが、皆さんが僕よりもっと悔しくて、悲しくて、怒っていることを知っている」と話した。

ファンはカン・ダニエルに「大丈夫」、「謝らなくていい」、「君のせいじゃない」と彼を慰めた。カン・ダニエルは「チケットは主催側が返金する予定で、今後このようなことが二度と起こらないことを願っている。こんなことは初めてだ」と付け加えた。彼は「いつかジャージーシティでまた皆さんに会い、もっと多くの公演ともっと多くの歌で戻ってきたい。皆さんが悔しいのはよくわかっているが、それでも良い一日を過ごしてほしい」と伝えた。

所属事務所エイドは公式立場で「コンサートを進行するために最善を尽くしたが、現地システムの準備不足と予期せぬ運営上の問題により、安全で完成度の高いステージを提供することが難しいと判断した」と明らかにした。続けて「最後まで現地側と協議したが、不完全な環境で公演を強行することはファンにとってさらに大きな失礼になる可能性があり、やむを得ず公演キャンセルを決定した」と説明した。

所属事務所はまた「公式チケットプラットフォームを通じて購入されたチケットは全額自動返金処理され、返金に関する案内は該当プラットフォームから送信されたメールを確認してほしい」と伝えた。カン・ダニエルは先月3日にワシントンを皮切りにニューヨーク、シカゴ、LAなど北米12都市でツアーを行っている。その後アルゼンチンのブエノスアイレス、ブラジルのサンパウロ、メキシコシティへと舞台を広げ、南米のファンとも会う予定だ。

今回のニュージャージー公演キャンセルはカン・ダニエルのツアースケジュールに大きな影響を与えるとみられる。ファンは彼の次の公演を待ちながら応援メッセージを送っている。カン・ダニエルはファンとのコミュニケーションを重視し、今後の公演でより完成度の高いステージを披露することを誓っている。


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