トゥモローバイトゥゲザー（以下「トゥバトゥ」）が新しいアルバム『星の章：トゥゲザー』（TOGETHER）を発表し、『星の章』シリーズを完結させる。ヒュニンカイは「新しいアルバムは『星の章』を締めくくるアルバムです。これまでのトゥバトゥの旅を思い出しました」と述べ、「今回のアルバムでより真摯に私たちの心を伝えられると思います」と明らかにした。ヨンジュンは「トゥバトゥの強みは整合性のある物語性」とし、「新アルバムにはチームのアイデンティティが最も色濃く反映されている。そういう意味で（新作は）最も完璧な作品だと思います」と語った。

トゥバトゥは21日、ソウルの東大門区の慶熙大学平和の殿堂で正規4集メディアショーケースを開催した。今回の新作は前作『星の章：サンクチュアリ』（SANCTUARY）の延長線上にあり、互いと世界を救う内容を含んでいる。ヒュニンカイは「前作では一人の少年の成長物語を示しました。その時も緻密なストーリー構成は簡単ではありませんでした」とし、「トゥバトゥが今回もやり遂げました」と伝えた。

新作のコンセプトフォトは『アウェイク』『エッチド』『スタライト』『アフターグロウ』の4種類で構成されている。それぞれのフォトは覚醒、刻印、意志、残像などのキーワードを視覚的に表現した。テヒョンは「毎回どのように私たちの物語を視覚化するか悩みます」と述べ、「素晴らしい予告編が出ないと、素晴らしい本編が出ないと思います」と語った。コンセプトフォトはアルバムの予告編として機能する。

新作には団体曲3曲、ソロ曲5曲が含まれている。団体曲としては『ビューティフルストレンジャー』（Beautiful Stranger）、収録曲『アップサイドダウンキス』（Upside Down Kiss）と『星の歌』がある。タイトル曲は『ビューティフルストレンジャー』で、ヒップホップジャンルのダンス曲である。トラップリズムと夢幻的なピアノラインが調和し、強烈なシンセサイザーサウンドでトゥバトゥの個性を表現した。歌詞には『あなたを通じて成長する私』と『星のように美しい私たち』の物語が含まれている。

トゥバトゥのパフォーマンスはカール軍舞として注目を集めている。稲妻のように切り裂かれるかのようなパフォーマンスで視線を引きつける。導入部、サビ、エンディングの各所にダンスブレイクが配置され、爆発的なエネルギーを伝達する。ヨンジュンはタイトル曲の振り付け制作に参加し、「3種類のダンスブレイクを構成しました。今までとは全く異なるパフォーマンスです」と説明した。

今回のアルバムは初めて5人全員のソロ曲を含む。各メンバーは『ともに』をテーマに各自の感情を表現した。ヨンジュンは『ゴーストガール』（Ghost Girl）を歌いレゲエロックジャンルを披露する。スビンは『サンデードライバー』（Sunday Driver）でイージーリスニングポップを、ヒュニンカイは『ダンスウィズユー』（Dance With You）でユニークな低音ボイスを披露した。テヒョンは『バードオブナイト』（Bird of Night）で童話のような歌を披露し、ボムギュは『テイクマイハーフ』（Take My Half）でエモーショナルロックバラードを発表した。

トゥバトゥは上半期にワールドツアーを通じてグローバルファンと出会い、ツアー中にデジタルシングル『ラブランゲージ』（5月）とドラマOST『その日が来れば』を発表した。今年だけで3回目のカムバックである。テヒョンは今回の活動の目標としてビルボード『ホット100』チャートの制覇を挙げ、「夢を大きく持つべきで、壊れた時のかけらも大きいものです」と述べた。ヒュニンカイも「ホット100 1位になったら本当に嬉しいと思います」と言い、「モアの皆さんが今回のアルバムをたくさん愛してくださるといいなと思います」と伝えた。

トゥバトゥは現在再契約を議論中である。スビンは「5人でいる時が幸せで、5人で歌うべきだという意見は同じです。ポジティブなニュースをお届けします」と明らかにした。ヒュニンカイは「モアの皆さんもあまり心配しないでほしい」とし、「私たち5人はまだ音楽が好きです。私たちの色をお見せしようとしています」と付け加えた。トゥバトゥは21日午後6時に『星の章：トゥゲザー』を発表する。