\本日より第3話&第4話が配信開始/
ダークヒーローが暗躍するアクションスリラー
『ヴィジランテ』
不条理な社会に光をともす“ヴィジランテ”
“ヴィジランテ”を演じるナム・ジュヒョクこそ、撮影現場の光だった!?
大人気デジタルコミック、ドラマ化の見どころをトーク!
制作発表会レポート到着!
ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて、11月8日より独占配信中のドラマ『ヴィジランテ』。
配信に先立ち、6日、韓国・ソウルで制作発表会が行われ、主要人物を演じたユ・ジテ、イ・ジュニョク、キム・ソジン、そしてチェ・ジョンヨル監督が登壇。自身が演じた役柄やドラマの魅力について語った。
閲覧回数3億7000万回を超える大人気デジタルコミックを原作に、法では裁き切れなかった犯罪者たちに制裁を与えるダークヒーロー“ヴィジランテ”の姿を描く今作。
10月には『第28回釜山国際映画祭』のオンスクリーンセクションに正式出品され、高評価を得た。
主人公キム・ジヨンを演じたのは、俳優のナム・ジュヒョク。
現在入隊中のため、今回の制作発表会には残念ながら出席できなかったが、メッセージ映像で登場し、挨拶をした。
チェ・ジョンヨル監督は、ナム・ジュヒョクを起用した理由について「ジヨンは、昼は警察学校の生徒であり、夜は犯罪者たちに罰を与える”ヴィジランテ“。母親を殺された被害者の顔もあります。そのような様々な側面を持つ役をうまく消化できる俳優は誰なのかと考えた時、ナム・ジュヒョクさんのことが思い浮かびました」と説明。
「昼はこれまでの“青春の象徴”のイメージ通りの爽やかさを、犯罪者と対峙するときには、これまで演技では見せたことのないような怒りや鬱憤、鋭い目つきを見せることができたら面白いのではないかと思いました」と付け加えた。
ナム・ジュヒョクのスター性に感嘆したと話したのはユ・ジテ。
「犯罪スリラーというジャンルゆえ、暗い中での撮影が多かったのですが、その中でぴかっと光る顔が見えて。「あれは誰だ?」と目を凝らすとジヨン(ナム・ジュヒョク)でした。
“ああ。人気があるだけあるな。この子はもっと売れていくだろうな”と思いました」と語った。
不条理な社会に光をともす“ヴィジランテ”ジヨンのように、ナム・ジュヒョクも撮影現場の光となっていたようだ。
“ヴィジランテ”の動きを阻止しようと奮闘する刑事チョ・ホンを演じたユ・ジテは「映像化が決まる前から原作を読んでいました。周囲の人々に勧めたりするくらい好きだったので、チョ・ホン役が来たのは運命だと思い、挑戦することにしました。チョ・ホンは、警察の一員ではありますが、暴力団のような見た目をしていて、正義のためなら暴力もいとわないという信念の持ち主。そんな漫画的なキャラクターにリアリティを持たせるにはどうしたらいいか、たくさん悩みながら演じました」と、出演を決めたきっかけと演じた感想を述べた。
フォトセッションに登場した際には、一回りも二回りも大きくなった体つきで記者たちを驚かせたが、聞けば、チョ・ホンを演じるにあたり、20キロ増量したという。
「俳優はまずは外見的な部分から役に入っていくものだと考えています。チョ・ホンは、誰にも負けないフィジカルを持っているという役なので、ボディビルダーの鍛え方で体を作りました。おかげで全て(服を)買いなおしているところです」と言って、会見現場の雰囲気を和ませた。
『スターの恋人』(08年)以来、ユ・ジテと久しぶりの共演となるイ・ジュニョクは、「僕も体作りをしていますが、先輩の完成された体と自分の体を見比べて、“限界というのは人によって違う”ことを知りました」と笑い、徹底した役作りを賞賛した。
イ・ジュニョクが演じたのは、“ヴィジランテ”の熱狂的なファンとして、権力と金、情報力で“ヴィジランテ”を追従していく財閥の副社長チョ・ガンオク。
「金持ちで何をしても許される。そんな“何でもあり”のキャラクターに面白さを感じました。役作りの過程では、お金持ちの方々が出てくるドキュメンタリー番組やリアリティ番組をよく観ました。原作を読んだときには感じ取れなかったのですが、実際に演じてみるとガンオクは痛みや孤独も持っている。人間が演じることでキャラクターの感情が強調されるのだと思いました」と述べた。
撮影は、映画『犯罪都市 NO WAY OUT』と同時進行で行われたそうだが、プレッシャーはあまり感じなかったという。
「ユ・ジテさんやソジンさんがいらっしゃったので心強かったです。『犯罪都市』で演じた役とは正反対の役柄だったことで、双方の役にいい影響を与えられたと思います。『犯罪都市』の大ヒットが、今作の役に立てばうれしいですね」と話した。
クールビューティーなイメージそのままに、記者チェ・ミリョを演じたキム・ソジンは、役柄について「自分が目標とすることを達成させるためには手段も方法も厭わないアグレッシブな人物です。大衆が求めるものをよく知っており、ヴィジランテの行く末を最後まで見届けるという強い信念と自信を持ち合わせています」と紹介するとともに「ミリョのテンションを維持しながら演じるのに苦心しました」と苦労を吐露した。
キム・ソジンが、今作の大きな見どころとしてあげたのが、痛快なアクションシーンだ。チェ監督曰く、キャラクターごとにアクションのカラーが違うのだという。
「ジヨンのアクションは、ナム・ジュヒョクさんの長い手足を利用しつつ、感情を大事にしたアクション。『ヴィジランテ』の世界の中で最も人を圧倒する人物であるチョ・ホンは、人を寄せ付けないオーラとパワーを見せながらも実践的なアクションにしたいと思いました。一方、自由奔放キャラのガンオクは、型にはまったアクションではなく、相手のアクションに合わせたり、逃げたり、自分だけの方法で状況を解決する努力をする感じを出そうとしました」と監督。
ユ・ジテも「空道という武術を参考にしました。画面に映えるアクションと実践的なアクションを織り交ぜています」とこだわりを語った。
最後は、監督が「ナム・ジュヒョクさんを含め、俳優の方々が、魅力的なキャラクターたちを本当にステキに演じてくださりました。4人の新しい姿を重点的に観ていただけるとうれしいです」と語り、1時間の会見を締めくくった。
■ストーリー
キム・ジヨンは警察学校に通う学生で、成績は首席のトップクラス。
まさに学校のスター的存在のジヨンは、幼いころに自身の目の前で、罪のない母親が、見知らぬ粗暴者に殴り殺されてしまい、以降その事件の残像が頭から離れずにいた。
何度も犯罪を繰り返す人間や、犯した罪に比べて軽罰で済んだ犯罪者たちが簡単に釈放される法制度に対し、ジヨンは私的制裁を決心する。
■スタッフ
演出:チェ・ジョンヨル『グローリーデイ』『スタートアップ!』
脚本:イ・ミンソプ
■キャスト
ナム・ジュヒョク 『まぶしくて―私たちの輝く時間―』『スタートアップ: 夢の扉』『二十五、二十一』
ユ・ジテ 『グッドワイフ』 『花様年華〜君といた季節〜』
イ・ジュニョク 『秘密の森』 『サバイバー: 60 日間の大統領』『リセット〜運命をさかのぼる 1 年〜』
キム・ソジン 『悪の心を読む者たち』
<配信情報/コピーライト>
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『ヴィジランテ』
ディズニープラス スターで独占配信中
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(全8話/毎週水曜2話ずつ配信)
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